水菓子

くだものは「水菓子(みずがし)」と呼ばれることがあります。

その昔、果実や木の実は「菓物(くだもの)」と呼ばれていたそうです。
今の世の中のように「お菓子」というものは存在せず、
甘い果実をおやつにたべていたのでしょう。

大陸から「唐菓子」や「南蛮菓子」が伝わってから、
本来の果物は「水菓子」と呼ばれるようになったとか。

「水菓子」と呼ぶに一番ふさわしいのが、
『桃』『スモモ』といった今の時期の果物ではないでしょうか。
(暑い日に冷たく冷やして食べたい『メロン』や『すいか』もそうですね)

花畑園芸公園の売店「花畑マルシェ」には
今日(7月9日(土))も『桃』『スモモ』が仲良く並んでいます。
収穫したその日の午後には、
もぎたて新鮮ジューシーな“水菓子”たちが並ぶ「花畑マルシェ」。

今回で「ソルダム」という、
果肉が真っ赤でジューシーなスモモの品種はおしまいになります。
来週は「太陽」という果肉が乳白色のスモモの収穫が始まります。

さまざまな品種の食べ比べができるのも、花畑園芸公園の魅力!!

まだ花畑園芸公園にきたことがない人や、
その存在すら知らない人に教えてあげたい!!

みなさ~ん、身近にいらっしゃる知人友人が
「はなはたエンゲイコウエン・・・?」とキョトンとしたら、
花畑園芸公園をぜひPRしてくださいね♪

今、知っておかないと、
これからの美味しい秋の味覚シーズンに損しますよ~!

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出張講座「夏の野菜講座」

今日と明日(8日・9日)は、外部での出張講座です。
(2日間ともに同じ内容の講座となります)

外部講座は、公民館や施設、企業さまからのご依頼を受けて、
花畑園芸公園から講師を派遣して、
市民のみなさまに園芸にまつわる講習会をおこなうものです。
座学のみであったり、実演もあったり、
実際に参加者と実習をおこなうこともあります。

今回は座学で、「夏の野菜講座」(プランターを使った野菜講座)です。
花畑園芸公園で園芸相談を担当している森藤相談員
身振り手振りをつけながら解りやすく説明していきます。

ベランダでちょこっと作ってみたい、という方から、
お庭で野菜だけでなく果樹も作っておられる方など、さまざま。
それぞれの状況は違っても、野菜の育て方は同じ。
1時間という短い時間ですが、ポイントを押さえた講座ですので、
たくさんの「納得!」をお持ち帰りいただけたかな、と思います。

花畑園芸公園内での園芸講座も年間を通して30回以上行っています。
園芸に興味がある方で、まだ参加されたことがないという方は
ぜひ一度、参加してみてくださいね♪

※スケジュールはホームページのトップページにある「イベント」から入って
 スクロールしていただくと、講座スケジュールを見ることができます。

※講座は一部(「コンニャクの作り方」)を除き、すべて無料です!!

※お申し込み・お問合せは 092-565-5114 までお気軽に!

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収穫から販売まで

今日は久しぶりに売店「花畑マルシェ」に果物が並びました!
今の時期は、なんといっても『スモモ』ですよね。
品種は、みずみずしくて酸味と甘みがベストマッチの「ソルダム」。

今朝、園内で収穫したばかりの、
もぎたて新鮮フルーツを園内で買うことができる公園なんて
福岡市内ではここだけッ!です!!

朝からまぶしい太陽が照りつけ、きがつくと汗が流れる気温の中で
作業員さんたちはサクサクと仕事をこなします。

私たちがひとりひとり違うように、
果物もひとつひとつ、その顔に個性があります。
丸くてツヤがあってみるからに美味しそうなものもあれば、
ちょっと傷ついてしまったものがあったり、
形や色がまちまちだったりもします。

(それが「1級品」や「2級品」といった値段の差になります。)

丁寧にひとつひとつ、仕分けし、パック詰めして、
売店「花畑マルシェ」に並ぶ頃には、
スモモたちがすっかり主役の顔になっているから不思議!

作業員さんたちの愛情がたっぷり込められています。
どうぞじっくりご賞味ください♪

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職場体験!

福岡市内の中学生が職場体験に来ています。
今どきの子どもたちはいろいろな経験ができていいですね。

職場体験というのは、小中学生が教育課程(課外学習)の一環で
将来への職業観を身に付けることを目的として実施されるものです。
実際に職場を訪れ、実際に業務を体験することで、
「仕事」についてとはどういうものかを知り、感じてもらいます。

花畑園芸公園での職場体験の良さは、
なんといても果樹に触れることができること!

公園とひとくちに言っても、その業務内容は多岐に渡ります。
普通の会社のように事務職もあれば、
公園清掃や花壇整備といった大切な仕事もありますが、
花畑園芸公園はなんといっても果樹作業が豊富!!

今日はそのなかでも、
「ミカン」の木に必要な作業を体験してもらいました。

2~3年の幼木は、実がなっても全部摘果してしまいます。
(*摘果(てきか) : 果実を小さいうちに間引くこと)

もったいないように感じますが、
木そのものを大きくするために、
幼いミカンの木に成っている小さな実を全てを取り去ってしまいます。

5年経てば木も大きくなり、美味しい実が成るとのこと。

そんなことも学びながら学生さんたちは元気に働いています~!

今回の中学校は2日間の体験です。
熱中症に気をつけて、楽しく頑張ってくださいね!

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カブトムシ

子どもたちに大人気のカブトムシ
先日は大きなオスが、そして今日はちょっと小柄なメスがいました。
(苦手な方はごめんなさい!!(笑))

『カブトムシの成虫はクヌギ、コナラなどの広葉樹のきまった樹液を餌にする。昼のうちにこれらの樹皮が傷つき樹液が染み出している箇所を見つけておき、夜から朝方にかけてそこに行くと、カブトムシが樹液をなめているところを捕まえることができる』(wikpediaより抜粋)

・・・とのことですよ!

花畑園芸公園にはたくさんのカブトムシが生息しているようなのですが、
みなさんは見かけましたか?
きっと夏休みには、子どもたちがたくさん見つけてくれることでしょうね。

昆虫の王様、カブトムシは高い価格で販売もされているようですが
昆虫好きな子どもには、
やはり自然のなかにいるカブトムシを見つけて欲しいですよね。

このメスを見つけてくださったのは、
いつも花畑園芸公園内の景色や花や蝶などを撮影してくださるお客様。

また素敵な情報をお待ちしています♪
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園芸講座「ミカンの摘果実習」

7月2日(土)、この日の園芸講座は「ミカンの摘果実習」でした。

ちょうど雨が上がっていた時間帯でよかったです。
雨が降ったり止んだり、
陽がさしたかと思ったら再び強い風とともに雨が降ったり。
しかもその降り方が激しかったりと、どうなることかと思いましたが、
無事にみかん園での摘果実習まで終えることができました。

それにしても蒸し暑い一日で、
講座にご参加のみなさん、汗だくで会場にご到着。
それもそのはず。
花畑園芸公園は油山のふもとにある果樹が豊かな公園です。
坂道や階段など、その高低差はかなりのもの。

足腰が鍛えられますね(笑)

さて、講座の参加人数は少なかったものの、
そんぶん内容の濃いものになりました。

本日の講師は、
樋口指導員が諸事情のため登壇できず。
ピンチヒッターで森藤相談員が急遽受け持ちました。
(樋口指導員(通称:かんちゃん)ファンのみなさま、ごめんなさい!)

質問コーナーもたっぷり設けて、
たくさんの疑問にお答えしました。

次回の園芸講座は7月30日(土) 13:30から、
「ナスの更新せん定とブロッコリー・カリフラワー等の作り方」です。
もちろん、無料です♪
ぜひ、ふるってご参加ください。お待ちしております!!

お申し込み・お問合せ 092-565-5114
(9:00~17:00/月曜休み *7月18日は開園、翌日19日が休園日となります)

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スモモ

本日、売店『花畑マルシェ』に登場しているのは、
「ソルダム」「サンタローザ」です。

スモモといえばコレ!というくらい、定番になっている品種かもしれませんね。

花畑園芸公園のスモモはほんとうに美味しいんです!!

「ソルダム」は、果皮が少し緑がかった紫色で、
果肉は情熱的な紅色、甘みが強く、とてもジューシー。

「サンタローザ」は、果皮があざやかな紅色で、果肉は黄色く、
酸味がしっかりとありますが、甘みとのバランスが絶妙で、とてもフルーティー。

スモモはカリウムを多く含み、高血圧予防に良いそうです。
カリウムが不足すると夏バテになりやすいというデータもあるので、
旬の果物を適度に食べて、体を整えましょう。
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