果樹の花の時期が終わり、
「みかんの花咲く丘」は再び緑一面が広がっています。
よく見ると、たくさんの小さなミカンの実がついています!
花畑園芸公園では、
こんなふうに果樹の成長ぶりを観察できるのも楽しみのひとつ。
一年を通して、「果樹観察日記」をつけてみるのもお勧めです!!
美味しいミカンを実らせるために、
花畑園芸公園のスタッフ(指導員・作業員さんたち)が
心をこめて、「摘蕾(てきらい)」「摘花(てきか)」「摘果(てきか)」の
作業をおこないます。
摘蕾・・・蕾のうちに摘み取り、開花する花数を減らす作業。
咲かせたい花数を厳選することで、実る果実を大きく、
おいしく育てることができる。
摘花・・・生育のよい花を残し、他の花を摘み取っていく作業。
株の栄養が過剰に消費されたり、余分な実が付いたり
することを防ぐ役割がある。
摘果・・・未成熟の実を摘み取る作業。
実の大きさを揃えやすく、厳選したものを成熟させるため、
味も濃厚になる。
美味しい実りの秋に向けて
たくさんの手間ひまをかけていくのです。
これは摘花した、みかんの花。
とても良い香りがします♪