水菓子

くだものは「水菓子(みずがし)」と呼ばれることがあります。

その昔、果実や木の実は「菓物(くだもの)」と呼ばれていたそうです。
今の世の中のように「お菓子」というものは存在せず、
甘い果実をおやつにたべていたのでしょう。

大陸から「唐菓子」や「南蛮菓子」が伝わってから、
本来の果物は「水菓子」と呼ばれるようになったとか。

「水菓子」と呼ぶに一番ふさわしいのが、
『桃』『スモモ』といった今の時期の果物ではないでしょうか。
(暑い日に冷たく冷やして食べたい『メロン』や『すいか』もそうですね)

花畑園芸公園の売店「花畑マルシェ」には
今日(7月9日(土))も『桃』『スモモ』が仲良く並んでいます。
収穫したその日の午後には、
もぎたて新鮮ジューシーな“水菓子”たちが並ぶ「花畑マルシェ」。

今回で「ソルダム」という、
果肉が真っ赤でジューシーなスモモの品種はおしまいになります。
来週は「太陽」という果肉が乳白色のスモモの収穫が始まります。

さまざまな品種の食べ比べができるのも、花畑園芸公園の魅力!!

まだ花畑園芸公園にきたことがない人や、
その存在すら知らない人に教えてあげたい!!

みなさ~ん、身近にいらっしゃる知人友人が
「はなはたエンゲイコウエン・・・?」とキョトンとしたら、
花畑園芸公園をぜひPRしてくださいね♪

今、知っておかないと、
これからの美味しい秋の味覚シーズンに損しますよ~!

20160702 すもも-4

収穫から販売まで

今日は久しぶりに売店「花畑マルシェ」に果物が並びました!
今の時期は、なんといっても『スモモ』ですよね。
品種は、みずみずしくて酸味と甘みがベストマッチの「ソルダム」。

今朝、園内で収穫したばかりの、
もぎたて新鮮フルーツを園内で買うことができる公園なんて
福岡市内ではここだけッ!です!!

朝からまぶしい太陽が照りつけ、きがつくと汗が流れる気温の中で
作業員さんたちはサクサクと仕事をこなします。

私たちがひとりひとり違うように、
果物もひとつひとつ、その顔に個性があります。
丸くてツヤがあってみるからに美味しそうなものもあれば、
ちょっと傷ついてしまったものがあったり、
形や色がまちまちだったりもします。

(それが「1級品」や「2級品」といった値段の差になります。)

丁寧にひとつひとつ、仕分けし、パック詰めして、
売店「花畑マルシェ」に並ぶ頃には、
スモモたちがすっかり主役の顔になっているから不思議!

作業員さんたちの愛情がたっぷり込められています。
どうぞじっくりご賞味ください♪

20160706 スモモ収穫作業-2IMG_1800IMG_1796

職場体験!

福岡市内の中学生が職場体験に来ています。
今どきの子どもたちはいろいろな経験ができていいですね。

職場体験というのは、小中学生が教育課程(課外学習)の一環で
将来への職業観を身に付けることを目的として実施されるものです。
実際に職場を訪れ、実際に業務を体験することで、
「仕事」についてとはどういうものかを知り、感じてもらいます。

花畑園芸公園での職場体験の良さは、
なんといても果樹に触れることができること!

公園とひとくちに言っても、その業務内容は多岐に渡ります。
普通の会社のように事務職もあれば、
公園清掃や花壇整備といった大切な仕事もありますが、
花畑園芸公園はなんといっても果樹作業が豊富!!

今日はそのなかでも、
「ミカン」の木に必要な作業を体験してもらいました。

2~3年の幼木は、実がなっても全部摘果してしまいます。
(*摘果(てきか) : 果実を小さいうちに間引くこと)

もったいないように感じますが、
木そのものを大きくするために、
幼いミカンの木に成っている小さな実を全てを取り去ってしまいます。

5年経てば木も大きくなり、美味しい実が成るとのこと。

そんなことも学びながら学生さんたちは元気に働いています~!

今回の中学校は2日間の体験です。
熱中症に気をつけて、楽しく頑張ってくださいね!

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カブトムシ

子どもたちに大人気のカブトムシ
先日は大きなオスが、そして今日はちょっと小柄なメスがいました。
(苦手な方はごめんなさい!!(笑))

『カブトムシの成虫はクヌギ、コナラなどの広葉樹のきまった樹液を餌にする。昼のうちにこれらの樹皮が傷つき樹液が染み出している箇所を見つけておき、夜から朝方にかけてそこに行くと、カブトムシが樹液をなめているところを捕まえることができる』(wikpediaより抜粋)

・・・とのことですよ!

花畑園芸公園にはたくさんのカブトムシが生息しているようなのですが、
みなさんは見かけましたか?
きっと夏休みには、子どもたちがたくさん見つけてくれることでしょうね。

昆虫の王様、カブトムシは高い価格で販売もされているようですが
昆虫好きな子どもには、
やはり自然のなかにいるカブトムシを見つけて欲しいですよね。

このメスを見つけてくださったのは、
いつも花畑園芸公園内の景色や花や蝶などを撮影してくださるお客様。

また素敵な情報をお待ちしています♪
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トマトの食べごろ

たまにはお野菜のはなしをしましょう。

お庭やベランダでお野菜を育てていらっしゃいますか?

夏野菜がグングン育ち、
食べるのが追いつかない!・・・という方もいるのではないでしょうか?

自家製ならではの完熟野菜をいただきたいものですが、
食べごろを狙っている鳥たちのほうが
その絶妙な時期をよく知っているものですよね?

トマトの収穫時期の目安は、
開花から45~50日、ヘタの近くまで色づいた実を収穫します。
大玉トマトの場合は、開花からおおよそ55日後。
ミニトマトは開花から約40日後、だそうです。
(NHKテキスト 「趣味の園芸・やさいの時間」より抜粋)

自然のことですから、
育てる環境や天気にも左右されますが、
一番美味しいときに、一番美味しい状態で、
ご家族や仲間や大好きな人たちと「美味しいね!」と言いあいながら
笑顔で食べることが、最高の「美味しさ」だと思います。

花畑園芸公園では、
園芸に関するご相談を無料で受付けています。
相談受付時間は、10:00~16:00。
この時間中は必ず相談員が待機しています。

窓口に直接のご相談も、
お電話でのご相談もどちらも受付けていますよ!

お電話番号は092-566-3987
下4桁は「サクハナ」と覚えてくださいね。
※月曜日はお休みです。

お気軽にご相談ください♪
20160626 畑のトマト

facebook投稿のメッセージから

13495188_237073100013003_3164294774200208023_n時々、花畑園芸公園内の自然に関する情報をくださる荒木様から再びメッセージをいただきました。

花畑園芸公園には池があります。
そこに飛来していた「カワセミ」のお写真を撮ってくださいました。

景色や花や果樹を撮影するのとは違って、自然の動物や昆虫を撮影するのは、けっこう難しいものです。

「コンパクトカメラではこれが精一杯」だとおっしゃっておられますが、
雰囲気がよく伝わる写真ですよね。

<カワセミ>
スズメ大、青い背、オレンジ色の腹。
全長:17cm
北日本では秋冬に暖地に移動。
河川や湖沼の枝や岩などに止まっていて、
水面に飛び込んで、魚をとったり水浴びもする(=ヤマセミ)。
土の崖(がけ)の斜面に穴を掘って繁殖する。
雄の下くちばしは赤い部分がない。
チイーッと細く鋭く鳴く。
(日本野鳥の会ホームページより http://www.birdfan.net/

このカワセミを福岡県内の市町村の鳥に指定しているところは、
・うきは市
・岡垣町
・那珂川町
上記の3箇所だそうです。

ちなみに、福岡市の鳥は「ホオジロ」と「ユリカモメ」です。

カワセミを町の鳥にしている那珂川町には、
花畑園芸公園と同じく、木下緑化建設株式会社が管理を受け持っている、
「グリーンピアなかがわ キャンプ村」「中ノ島公園」があります。
ぜひ一度、遊びに出かけてみてください。

もちろん、花畑園芸公園のことも忘れないでくださいね!
もうじきやってくるブドウの季節には、
・デラウエア
・紅伊豆
・藤稔
・巨峰
・宝満
・ネオマスカット
上記の品種が時期を変えながら「花畑マルシェ」に登場します!

お楽しみに!!

 

 

ヤマモモ

20160610 山桃これはちょっと前の写真ですが、
可愛らしいヤマモモです。

この色がだんだん濃くなって、
赤黒くなったら食べごろです。

花畑園芸公園では、
すぐに手が届くところに
果樹があり、
たくさんの実がなりますので、

つい、つまんで食べたくなりますが・・・

ちょっと待って!!

ここは福岡市の公園施設。
園内で栽培しているすべてのものは福岡市のものなのです。
落ちているものも含め、勝手に取ることは禁止されています。

また、ヤマモモはとくに、生食をするとおなかを壊すこともあるそうです。
甘酸っぱくて美味しいヤマモモは、
そのままパクッと食べてしまいたくなりますが、
ちょっとした傷があるヤマモモの中には「虫」がいるものも多く、
塩水で洗うか、
または、濃い目の塩水にひと晩漬けおきして、「虫だし」をしましょう。

傷みが早く、収穫してから日持ちがしません。
梅雨の間に実る果物ですが、
水気を避けた晴れ間にしか収穫できないため、
収穫・販売の時期はかなり限られています。

花畑園芸公園でも先日(16~19日)販売を行いました。
その後、雨が続き、収穫できず、
時期が過ぎ、販売が終了してしまいました。・・・ごめんなさい!

これからの果物は、
スモモや桃、そして来月(7月)にはブドウの季節到来!!

花畑園芸公園のブドウは甘くて美味しいと大評判なんです♪
おなじみの巨峰はもちろんですが、
なかでも「紅伊豆(べにいず)」という品種は格別!

7月から8月はブドウフェアになりそうです♪
どうぞお楽しみに!!

 

ご紹介ありがとうございます!

花畑園芸公園の記事をご紹介いただいているページがありますので、
こちらでお知らせいたします♪

バラの話題をリンクしていただいたページ 
■「気になる話題あれこれ http://hot-topics.net/archives/1234.html

アーモンドの花の話題をリンクしていただいたページ
■「まえだ婦人科クリニック
 http://maeda-fujinka.com/archives/544


これからもリンクしていただいたり、ご紹介していただけるような
記事をUPしていきたいですね。

公園という施設は、
体が元気であれば外の風を感じながら、風景を楽しみながら、
歩き回ってその四季折々の情景を楽しんでいただけるのですが、

なんらかの事情で遠方にお出かけできない方にも
園内の情報や写真をこのホームページやフェイスブックをご覧になって
和んでもらえたり、楽しんでもらえたら嬉しいことだと思っています。

園内の魅力やフルーツの情報などとともに、
花畑園芸公園で働くスタッフひとりひとりの人となりまでもが
伝わるような記事を書いていきたいのです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

<その他、多数の「おでかけ情報サイト」等に
「花畑園芸公園」施設の情報掲載をしていだいております>

・ウォーカープラス
・子どもとお出かけ情報「いこーよ」
・福岡よかとこドットコム
・るるぶ.com
・よかなび
・tabico     ・・・などなど。

 

夏至

2016年6月21日、今日は「夏至(げし)」です。
夏至は、一年のうちでもっとも日中(昼間)が長い日です。
これから暑い夏が始まるこの頃からすでに(つまり、明日から)
だんだんと日が短くなっていく、というのは、
少し不思議な気持ちです。

花畑園芸公園は、園内で果樹栽培をしているめずらしい公園です。
夏至にまつわる果物がないか調べてみました。

あいにく、これといった果物はみつからなかったのですが(残念)、
「いちじく」生産量全国1位の愛知県では、
夏至に「いちじく」の田楽(でんがく)を食べる風習があるとのこと。
まさかそんな食べ方があるとは!!

実は、福岡県も全国4位という「いちじく」生産が盛んな地域でもあるので、
「いちじく」が比較的、手に入りやすい地域だと思います。

今年の夏、「いちじく田楽」を試してみるのもいいかもしれませんね。

花畑園芸公園でも もちろん「いちじく」を栽培・収穫しています!!
販売は8月中旬頃でしょうか。

『花畑マルシェ』で販売する果物速報は、
フェイスブックでお知らせいたしますので、
ぜひ「ページいいね!」を押して情報をいち早く受け取ってくださいね。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
花畑園芸公園Facebook
 https://www.facebook.com/hanahataengei/

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*写真は果物ナビ様よりお借りしています。

<果物ナビ> http://www.kudamononavi.com/

 

 

花畑園芸公園のフルーツたち

今年4月から売店が展望台1階に移り、
「花畑マルシェ」としてオープンしました。

マルシェとは、日本で言う「市場(いちば)」というフランス語です。

花畑園芸公園では、園内で栽培し、
園内で収穫したフルーツを園内で販売する、という、
福岡市の公園施設の中で唯一の場所なんですよ!

近隣の方の中には「毎日来ているよ」という常連さんもいらっしゃるのですが、
博多区、とか、東区、とか、ちょっと距離が離れると、
花畑園芸公園の存在すらご存じない方が多いことに気づかされます。

もっともっとたくさんの福岡市民のみなさまに愛される公園になりたい!
もっともっと花畑園芸公園で採れた新鮮もぎたてフルーツを味わって欲しい!

・・・日々、そういう想いを胸いっぱいに抱えながら、
あちらこちらで花畑園芸公園のPRをさせていただいたり、
友人知人との会話の中で花畑園芸公園の話をしてみたり、
小さな一歩を積み重ねています。

どこまで届くだろうか、この想い・・・
愛おしいフルーツたちが
たくさんの方においしく食べていただけますように♪

旬のフルーツは命の恵みです。

この時期は、桃・すもも・やまももが収穫されています。
花畑園芸公園の魅力は、同じフルーツでもその品種が多岐にわたっていること。
梅雨が明けるまではすももの種類がいろいろと楽しめます。
梅雨が明ければ、そろそろぶどうの季節到来!

ほんとうにどの季節も楽しみです!!
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